参加者
粋農 池田さん
井上
瀬戸山
有機JAS報告向けデータ取得と入力方法
- システムの入力方式は2種類:トラクター等の各機材から自動入力される部分と、スマホから手入力できる部分。
- 取得対象データは圃場情報・圃場での作業内容・栽培内容・収量・施肥内容・資材入力と幅広い。
- 有機JASへの提出に必要な情報を一括管理する構想:圃場登録 → 作付け計画 → 日報入力 → 機材連携による自動入力、という流れ。
結論: 有機JAS対応データを一元管理できるシステムの設計方針を確認。機材連携を活用した自動入力で農家側の入力負担を最小化する方向で合意。
プロジェクトの方向性と有機農業支援の位置づけ
- 単なる作業の付け替えではなく、有機農業自体の評価向上に費用を使いたいというファーマン側の意向。
- 入力は機材連携側で行う方がファーマー側の利便性が高いという認識を共有。
- 取得データを活用して有機農家を支援する方向性は外したくない:有機農家のデータを集約・出荷量や取引状況に応じてマージン調整・ファーマー側の作業レベル強化。
- マニュアルと見積もりシステムは基本的に進める方向で問題なしとの認識。
- 改めて対面で方向性と進め方を話したいという提案 → 2026-06-11の対面打ち合わせで議論することに決定。
結論: プロジェクトの詳細な方向性は2026-06-11の対面MTGで改めて整理する。
カーボンクレジットと有機農家の収益向上アイデア
- 有機農業・中山間地域の零細農家への支援を粋農と共同で進めたい意向を共有。
- バイオ炭を用いたカーボンクレジット構想:炭化貯留のルールや貯留量評価が課題。有機農業の土壌微生物層改善にバイオ炭を使う文脈あり。
- モデル案:10アールあたりの年間クレジット発行額1万円や土壌微生物層改善を自動計算する仕組みを想定。
- 野菜生産と環境負荷低減を同時に収益化し、民間版の環境直接支払交付金のような仕組みを構築できる可能性を議論。
結論: バイオ炭を活用したカーボンクレジット構想はアイデア段階。算定ルール・座組・収益配分の具体化を今後の課題として継続検討。
有機農産物の流通課題とマッチング構想
- 直近事例:グリグロ社向け有機キャベツ50t契約(取引額600万円)を見込んでいたが、農家8件集めても最終的にゼロになった。
- 課題の本質:①物量が圧倒的に少ない、②需給の認知・管理ができていない、③一般商品と同じ流通に載せると相手にされにくい。
- 零細農家に合わせた組織化や農協のような取りまとめの必要性。ファーマン側で全量買い上げして書類に載せる形が生産者にとって安心。
- 有機農産物専門の中小口向けマッチング構想:主な対象は飲食店(5店舗以内の事業者)。ポータルサイト的な運営案。自動見積もりを起点に共同運営の可能性も検討。
結論: 有機農産物の流通構造の課題は深刻。まずはファーマン主導の全量買い上げ形式を軸に、中小口向けマッチングポータルの設計を検討する。
2026-06-11 対面打ち合わせの調整
- 粋農池田さん側は2026-06-11に山梨へ来る予定。15時半〜16時半の1時間が空いている。
- 調整結果:18時半に学校側で合流し、夕食を取りながら詳細を議論することで決定。
- 粋農側の参加人数:池田さん+自社エンジニア2名の計3名。
- 夕食は仕出し弁当を用意し、学校でしっかり話す形も可能。
結論: 2026-06-11 18時半、学校(ファーマン側)に粋農チーム3名が来訪。夕食を取りながらプロジェクト方向性を議論する。
見積もりシステム仕様:通常配送とサイズ係数
- 野菜配送は品目ごとにサイズ・重量が異なるため、一括システム化すると崩れやすい懸念を共有。
- 規格を統一し120サイズを基準にする案:品目ごとに単価・重量・サイズ係数を設定し、品目増減にも対応しやすい構造に。
- 既存のマスターデータは煩雑だったが、実際に使う品目は84品目に絞れた。
- 通常配送データの未入力単価は10個未満:G列に単価、1個あたり重量の基準値を田中氏が入力する必要あり。
結論: 2026-06-11までに通常配送リストのデータを瀬戸山が整え、その後粋農側で修正対応を開始する方針。
見積もりシステム仕様:体験メニュー・大口注文の整理
- 見積もりシステムの入口を4区分に分ける案:①体験メニュー、②青果注文(通常配送)、③青果注文(大口)、④将来的な中口・パレット配送。
- 体験メニューは既存内容を切り離す形でOK。中口・パレット配送は運送会社との都度交渉が実情で、現時点でのシステム化は難しい。
- 大口注文:プロトタイプでは品目を絞り、品目ごとにまとめて注文する仕様。一般利用者ではなく企業担当者向け。組み合わせ注文は一旦不可。
- 入口設計:見積もりページ内で「青果」か「体験」かを選ばせる方が実装が楽との意見。
結論: 大口注文はプロトタイプで品目限定・単品注文からスタート。入口の分岐設計はデータ受領後に粋農側と最終確認する。
大口注文リストと配送条件
- 大口注文の対象品目(第一弾):かぼちゃ・玉ねぎ・ニンニク。各品目に最小ロット・最低注文ロットを設定。
- ロットは0.5トン単位でプルダウン増減するイメージ。
- 配送条件:1.5tまでは中型トラック1台、2t以上は大型配送前提(大型は7tまで積載可)。
- 関東・関西別の中型・大型配送料を使い、送料込みの概算見積もりを出す仕様。粋農側はマスターデータ(品目金額・税区分・エリア別料金・クール便情報)を整備中。
結論: 大口注文のマスターデータ仕様を固め、粋農側でシステム組み込みを進める。
大口注文の注釈とフォーマット要件
- 大口注文の概算見積もりには記載したい注釈が多くなる見込み(配送条件・最低ロット・品質保証等)。
- 注釈フォーマットや追加要件は2026-06-11までにファーマン側(瀬戸山)で詰めることになった。
結論: 大口注文の注釈整理は瀬戸山が6/11までに完了し、対面MTGで粋農側に渡す。