農業生産の進捗確認と今後の計画
- ニンニク: 収穫期に近づいているが、「酸味」と表現される問題が急速に広がっている。順調に収穫できれば1株あたり平均100gの収量が見込まれる。根腐れの問題はクリアしている。
- 平戸(タマネギ): 隣接する家庭菜園区画からサビ病が広がっており、生育に大小のムラが生じている。大きいものは100gを超えるが、平均では60〜70g程度と予測される。例年より芽の発生が遅い。
- CSA作物:
- モロコシ: ハクビシン対策として緑ネットを設置する。
- ロジトマト: 昨年の反省から、今年は定植後すぐに屋根を設置し、サイドも目合い0.8mm程度の防虫ネットで完全に囲う計画。外周計測に基づき、100m巻きのネット1本で2列分をカバーできる見込み。
- ローズマリー: 挿し木で育てている2,500株のうち、生存しているのは1,000株未満と厳しい状況。CSA用に200鉢を確保し、残りの約800株を移植するなどして失敗を避ける対策が急がれる。
イベント・協力事業の企画調整
- 弁当注文: 税込み900円で豪華版として受けることを決定。飲み物(水・お茶)も提供する。
- ごっちゃ祭り: 当初の出店計画は中止し、ブースでの野菜の無料配布のみ実施。来場者に袋を渡して長ネギの詰め放題企画を行う案が出された。協賛金として1万円を振込で支払う。
- 大学連携:
- 東京農業大学: レタス収穫や小松菜・夏楽天の種まきなどの農業体験を提供。
- 山梨県立大学: 5月12日の13:00〜16:30に女子学生6名と先生が農業体験に来訪。ニンニク収穫作業を手伝ってもらう。
- フィランソロピー協会の助成事業: 助成金で購入したタッピングマシン等を福祉施設の利用者が活用している実績を作る必要があるため、8月に見学会を開催する。
- アイカフェでの撮影・見学: ルイ・ヴィトン新作アパレルの撮影依頼を引き受けた。また、来月にはティファニーの関係者が見学に訪れる予定。
組織体制と販売戦略の検討
組織図のレビュー
- 提示された組織図では、CSA、農福連携、農業体験の全ての責任者が田中さんに集中しており、現場業務との両立が困難になる懸念が指摘された。
- 若手メンバー(豊田さん、ゆうちゃん、跡部さん)は、将来的に生産部門のマネジメントを担う人材として育成したいため、初期段階から管理業務に専任させるのではなく、生産業務に集中させるべきとの意見が出た。
結論: 各プロジェクトにおいて責任者を複数名とし、実務担当者は固定せず流動的に動けるチーム体制とすることで合意した。
農福連携商品の販売戦略
- 年間売上500万円の目標達成のため、既存の販売チャネルを最大限活用する方針が決定。
- アイカフェ、武田さん向け: 野菜ボックスに農福連携商品であることを示す「お知らせカード」を同梱する。カードのデザインフォーマットは翔くんが作成する。
- パルシステム: 現在は原料出荷のみだが、担当者(今泉さん)に連絡を取り、特売企画などで農福連携のラベルやお知らせを同梱できないか交渉を試みる。
スタッフ個人目標の発表と成長支援
豊田さんの目標発表とフィードバック
- 定量目標: ロスの5%削減。資材保管方法改善、コバエ対策、保管中の玉ねぎの腐敗連鎖防止。
- 定性目標: 清潔で整理整頓された作業環境の維持(5Sの定着)、自身の改善アイデアの実現。
- フィードバック: 玉ねぎの腐敗対策に対し「そもそも腐敗させない工夫(換気)」「在庫を持たない(出荷を早める)」といった経験値に基づく視点が共有された。
ゆうちゃんの目標発表とフィードバック
- 定量目標: 野菜ボックスのミスをゼロにする、事務作業でできることを2つ増やす(送り状印刷など)。
- 定性目標: 野菜や人の「小さい変化に気づける人」になる、機械操作をマスターし自信を持つ。
- フィードバック: 機械操作については、①安全(自分と周囲)、②機械の尊重、③効率の優先順位を絶対に守るよう、過去の事故事例を交えながら強く念押しされた。